2011年12月28日水曜日

門松

 今年も、地域の方のご協力で田井交流センターの玄関に門松を飾っていただきました。本日、注連縄が出来、みんなで記念撮影です。交流センターも、今日が仕事納めです。1年間のいろいろな行事を、地域の方々のご協力により、無事に終えることが出来ました。職員一同感謝申し上げます。来年が幸多き年になりますよう、心から祈ります。




 (センター長さん書)



皆様、よいお年をお迎えくださいませ。

2011年12月26日月曜日

避難訓練 & 子どもクリスマス会

12月22日(木)田井交流センターにおいて、田井っ子広場(居場所)の非難訓練を行いました
居場所の子どもたち(田井小学校全校児童)居場所スタッフさんや、学校の先生も参加です。


寒い中でした。消防車の車庫に非難しました。


校長先生からお話をいただきました。



その後、中に入って「子どもクリスマス会」を、6年生が開いてくれました。この日まで、一生懸命準備をしていました。6年生で、みんなのプレゼントを買いに出かけたり・・・。下の子どもたちは、とっても楽しみに待っていました。

これはビンゴゲームの最中。みんな真剣にカードを見ています。「当たるかな~」

「リーチ」まではいくけど、なかなか「ビンゴ」は出ません。当たると嬉しそうに前へ出てきて、品物を受け取っていました。ちなみに、大人(居場所スタッフさんと、先生) もお楽しみで、子どもと別にビンゴゲームをしました。







これは、6年生が考えた劇です。

クリスマスの夜、サンタさんからのプレゼントを楽しみに待っていた子どもが、朝起きてもサンタさんからのプレゼントは届いていませんでした。

「自分が悪い子だったから・・・」と落ち込みますが、実はどこの家の子にも届いていませんでした。

サンタさんは、悪者に捕まっていたのです。


そこで「田井っ子レンジャー」のレッドとブルーが立ち上がりました。

「サンタさんを助けよう」

「悪者と対決だ!!!


なぜか、対決は腕相撲・・・。
しかし、レッドは悪者に負けてしまいます。
「田井っ子のパワーを下さい!!」と、レッドとブルー。





「田井っ子レンジャー、頑張ってー!!!」
田井っ子の大声援を受けて、勝利した田井っ子レンジャーは無事、サンタさんを助けて、よいこの家にプレゼントが届きました。めでたしめでたし。



なかなか考えられていて、上手な劇でした。みんなとっても楽しんでいました。


そして、お楽しみのサンタさん登場!!!一人一人プレゼントをいただきました。

何をもらったのかな?



最後はスタッフさんも一緒になっての、キャンドルサービス。「きよしこの夜」を歌いました。


先輩から後輩へ引き継がれる、このほのぼのとしたクリスマス会がこの先も続いていきますようにと願いました。

2011年12月6日火曜日

災害時要援護者避難支援モデル事業「学習会」&「訓練」

12月4日(日) 田井地区全域に音声告知スピーカーから、『避難準備情報』訓練放送が流れました。
それを受け、田井交流センター内に防災本部設置。ペイジング放送で、その旨の放送を流しました。


避難準備情報を聞きつけた住民が、随時、集まってきます。





続々と要援護者さんが一時避難所の上山集落センターへ地域支援者さんと共に避難して来られます。





要援護者さん方の一時避難所への避難完了を報告する自治会長







要援護者さん方、避難終了!毛布で暖をとります。



避難訓練に合わせ、『心肺蘇生法とAEDの使用方法』を雲南消防署仁多分署に依頼し、上山防火クラブの皆さん参加者の皆さんとで行いました。



待つ間、福祉部長さんご指導のもと、手遊び・体操を!

あつあつで美味しい豚汁の出来上がり!手で崩した豆腐が淡雪のよう!




非常食用の五目ごはん50人用。8Lの熱湯を注ぎ、15分待つだけ!

炊き出し訓練:上山」ひまわり(女性会)のみなさんにより作られた、温かい豚汁とおにぎり、非常食用の五目ごはん・カンパンでおなかを満たしました!非常食用の五目ごはん、どんなのが出来るのかしら!?と思っていましたが、美味しい(ちょっとぱさつき感があるようなないような…)五目ごはんの出来上がり! 要援護者さん支援者さんたちも「ごちそうになって!!」とにこやかでした!






最後に、この事業のはじめからご指導いただいている藤井基礎設計事務所の防災プランナー杉原氏に講評をいただきました。


避難訓練を実施してみて気付いた事、不備なこと、地域全体での意識啓発・自己啓発の必要性etc.今回の訓練を通して浮かび上がった事項をまとめ、今後への課題として共有していきたいと思いました!



この12月4日の情報伝達訓練と避難訓練を実施する前段として、10月15日に曽木自治会と川手自治会。11月19日に上山自治会と深野自治会で其々、「防災学習会」を田井の4地区で半日づつ行いました。



その学習会の中で改めて、我が住む町のどこが危険をはらんでいる場所なのか?!「こんな標識あっったっけ!?」等という気付きや発見がありました





もしも…の有事の際、どのように行動したらよいのか?予兆はどんなもの?みんなの意識は?…を話し合う事が出来、一時避難所に常備しておいたが良いものの内何が不足か?etc…という事の1部が見えてきたような感じでした!

2011年12月2日金曜日

わくわく交流会

11月30日(木)福祉部会及びボランティアさんにより「世代間交流、小学生とのわくわく交流会」を開催しました。午後2時。田井小学校の全校児童31名がやってきました。迎えるスタッフは33名。マンツーマンですね。子どもたちは、7グループの活動に分かれてスタッフさんに教えていただきながら作り、交流を深めました。  こちらは凧作りです。紙に好きな絵を書きました。

           「なんの絵を描こうかな?!「僕はもう決まってるよ!」




新聞バック作りは、みなさん、いきいきサロンで作っておられるのでお手の物 。好きな柄を選んで作るとこれが、素敵な丈夫なバックになります。子どもたちはそれぞれに折り紙を折ったり、持ってきた飾りをつけてかわいいオリジナルバッグにしていました「子どもは発想がいいわあ」とスタッフさんでした。


    「おばあちゃんここ押えとってね!」  


クリスマスリース作りです。田井の自然をふんだんに用意しました。 「何をつけようかなあ」
当日飛び入り参加者も
「みんなセンスがいいねぇ!私も負けずに可愛いのをつくるよ!」
「先生は誰にぷれぜんとするの?!」   「う~ん。」



こちらはあや取り。毛糸を編むところからです。けっこう編むのに時間がかかり、あや取りする時間が少なかったようですが、毛糸を編めるようになって嬉しかったみたいです。これもいい経験です。
「ここひかっけて、ぬいてぇ~!できた!!みてみて!」


竹細工で紙鉄砲作りです。小刀を使ったことがない子どもたち。四苦八苦でした。


「そう、まっすぐに立てて、引いて! 上手上手!の調子で頑張れ!」


お手玉も作るところからです。 布を縫い合わせて数珠玉を入れて縫い合わせます。


「あんた達は目が良くていいねぇ !おばちゃんたちは針穴が見えかねてね…」

いよいよ出来上がりました。紙鉄砲が飛ぶでしょうか???


「う~~~ん。かたい!!」「飛ばない・・・。」「スポ・・・・」「ありゃ?(笑)」


しばらくやってると「ポーーーーン!!!」「飛んだあああああ!!!」嬉しそうに笑ってました。いい音が響いていました。






かわいいクリスマスリースが出来ました。

外で実際に飛ばしてみました。竹とんぼ「飛べ~~~~~!!」 「飛んだ!!!」




♪凧~凧~上がれ~~~♪  「みて~~~!!あがったよ~~~!!!」



自分で作った凧が揚がって嬉しかったことでしょう。









こちらは新聞バックが出来上がりましたよ!!「見て見て!!」「かわいいでしょ!!」



校長先生もあや取りです。






凄い凧をスタッフさんが作ってくれました。記念に小学校の玄関に飾ってあります。


普段は買って遊んでいるものですが、今日は作れて良かったと、お礼の挨拶!!



立派です!!!「がんばる 田井っ子」





2011年11月16日水曜日

隠岐乃国伝統芸能祭

11月13日(日)田井交流センターを朝6時半に出発し、深野神楽こども教室生、初の海外公演に向かいました。心配していた天気も良好、日本海も浪もほとんどない状態に、みんなホット胸をなでおろしました。
 そもそも、この隠岐公演はビックリする形で話が来ました。11月13日は日曜日で、公演してもその日には日には帰れず、一泊しなければならないのですが、たまたま田井小学校は12日(土)が学習発表会で、14日(月)が振り替え休日になっていたのです。「これは行くしかないでしょう」親さんは「是非連れて行ってやってほしい」といって下さり。深野神楽の会長さん以下、協力を仰いで、隠岐公演に行くことになりました。

 
 子どもたちはと言うと「船にのれる~~~~~!!」とおおはしゃぎ。付き添いの大人のほうが船酔いの心配ばかりしていました。七類港について、フェリーが見えたとたん、その大きさに驚いた子どもたち。「でか~~~~い!!!」とあんぐり。テンション上がりまくりました。 
 出発!!!
 しっかり酔い止めも飲んで、いざ出発!!!隠岐に着くまでの2時間半は、ほとんど甲板の上ではしゃぎまくっていました。「うあ~~~すげ~~~~!!!」「あ~~~!向こうに船~~~~!!」釣をしてる人を見つけると「お~~~~~い!!」と手を振って叫んでいました。  「船長さんです!!」はいポーズ!
思わず大人もはしゃいでしまいます。しばし交流しながら楽しい船旅でした。
 


「隠岐がみえたぞ~~~~!」とまた大騒ぎ。

 あっという間に隠岐についてしまいました。

 隠岐の島教育文化振興財団の人に迎えに来ていただき、会場へ向かいました。「なんか。隠岐ってかんじしないね」「隠岐らしくない」・・・・子どもたちの「隠岐らしい」って何なんでしょうね?と思いながら、会場に入りました。

 まずは舞台の下見です。隠岐の神楽は畳を敷いて、その真ん中には木が敷いてあり、上には天蓋などが張り巡らされています。初めて見るので子どもたちも興味深々でした。

 部屋に帰ってお弁当を食べてから、客席に座ってしばし、隠岐の神楽を鑑賞しました。初めて見る隠岐の神楽、子どもたちにはどう写ったでしょうか。いい子して見ていました。
 


 いよいよ出番です。ステージに現れた子どもたちを見て、お客さんから「かわいい」とどよめきです。熱心に見ていただきました。お得意の、足名槌、手名槌と姫の別れのシーンも、とにかく会場からどよめきと拍手が起こっていました。
 終わってステージを後にする時、沢山の方に声を掛けたいただいた子どもたちです。ハイタッチまでしていました。「頑張ってね」と・・・。
  


    ステージで記念写真を撮っていただきました。終わってホッとした顔です。バスにて今晩とまるログハウスに移動します。いい顔してますよね~。舞台を終えて満足そうです。


 ログハウスが綺麗で大きくて、「お家みた~い!」「じゃあ○○ちゃんお母さんね」「二階で寝たい!!」「お風呂誰と入る~~~?」はしゃぎまくりでした


 夕食は近くの「うみさち」というレストランで美味しくいただきました。地元のおじさんに声を掛けてもらって、指笛を教えてもらっていました。
 この日はやはりお疲れで、消灯ですぐ寝れたようです。
 
 14日(月)ログハウスの前で記念写真。大人は「まだねむいなあ」今日は、島タクシーの観光バスに乗って、隠岐観光です。せっかく隠岐にきたからね。 コースは、
水若酢神社-隠岐郷土館-白島展望台-西村神社-玉若酢神社-西郷港です。 
隠岐の国一宮 水若酢神社です。


                 隠岐郷土館  


 まず隠岐の国一宮、水若酢神社にお参りしました。それから 隠岐郷土館へ行きました。 昔の民具などが展示してありました。時間がないのでささっと回るかんじでした。


                            白島展望台 

 高台から見る海は絶景でした。亀みたいな島や帆かけ島。エメラルドグリーン色に囲まれためがね島。心癒される時間でした。お世話になったガイドさんも一緒に「はい、ラブ注入!!」 その後は、今年、島根県子ども神楽交流会でもご縁のあった「西村神楽保存会」の西村神社の宮司さん宅で「さざえご飯」のお弁当をいただきました。とっても美味しかったです。お茶や柿までいただき、お庭で遊ばせてもらったり、本当にありがとうございました。  昨日の神楽が好評だったよと言っていただきとっても嬉しかったです。またご縁があったらよろしくお願いします。

  こちらは、玉若酢神社です。きちっと手水からします。「左手を洗って、右手を洗って、口をゆすいで・・・」この日は沢山神社を回って、回るたんびに手水をしたので、みんな清められた事でしょう。


神楽教室の子は、言わなくてもちゃんと作法通りに拝めます。何をお願いしたかな?
これは、玉若酢神社にある八百杉。島根県で一番大きい杉だそうです。「八百」は「いいかげん」という意味もあるそうです。例えば「八百長」。「八百屋」も数が多すぎて迷うという意味もあるとか。杉の木のパワーがもらえそうな感じでしたよ。


 いよいよフェリーで帰る時間です。港でお土産をしっかり買っていると、文化財団の館長さんが見送りに来て下さいました。

 こちらは、13年前まで深野に居たTさんが見送りに来てくださり、記念撮影。懐かしい対面でしたよ。









 見送りの文化財団のみなさんが、紙テープを用意して下さいました。テレビでは良く見るけど、実際に紙テープの見送りをしてもらったのは、誰もが始めてでした。なんかジーンとしました。テンションも最高潮です。  ゆずの「栄光への架け橋」が流れてきて、一人一人が紙テープを持つと、フェリーがゆっくり港から離れて行き「さようなら~~~~!」とみんなで手を振りました。「きれ~!」テープがなびいて、子どもたちも感性を上げました。なんか本当にジーンとしてしまいました。隠岐の島教育文化振興財団のみなさま、本当に心温まるおもてなしをありがとうございました。                     爆睡です(笑)
 船内に戻ると横になりしばし休憩・・・・みんなぐっすりでした。お疲れ様でした。きっといい夢見ていることでしょう。本当に貴重な体験をさせていただいたと思っています。子どもたちの心の中にも、きっと強く残ることでしょう。「また、夏に行きたいねえ」って。

 

 深野神楽保存会の皆様、隠岐の島教育文化振興財団の皆様、いろいろお世話いただいた皆様、本当にありがとうございました。