2012年3月30日金曜日

学び合い部会&研修会(お茶の作法)

 3月25日、田井交流センターにおいて、学び合い部会と、今年度から取り組んだ学び合い部会の研修会「お茶の作法」を行いました。年度末ということもあって、色々行事と重なり出席は少なかったですが、お茶をするにはちょうどいい人数でした。




 場所を和室に移動し、西村美時子(にしむらみとこ)先生を講師に迎えて「お茶の作法」を教わりました。普段なかなかとっつきにくくて、避けてしまうお茶。ちょっとでも作法を知っておくとまた、違った世界が開けるかも・・・。 この書が読めますか?


部会員で一人読めました。喫茶去(きっさこ)と読むそうです。気軽にお茶を飲んでくださいというような意味だそうで、お茶席によって掛け軸も変わるそうです。花は「わびすけ」という椿と、土佐水木(とさみずき)です。横にあるのは鏡。




 見た目も美しいこのお菓子。春を思わせる色合いに心和みました。お箸を持つ作法も習いました。



 学び合い部長さん、かしこまって皆のお手本???「お先に・・・」「これは全部食べてしまっていいんですか?」「全部食べてください。でないと、もう一っぷく欲しがってるように思われますから」「なるほど・・・。」とっても美味しいお菓子でした。



「美味しいわあ!!!」と満足そう。のんびりした時間の中で、心も解れて笑顔もほころびます。いいもんですねえ。とってもいい感じの雰囲気の中で和やかな時間でした。



 気軽な感じのお茶なので、「楽にしてください」と言ってもらってからならあぐらをかいてもOK!足がしびれますからね。飲み終わったら、お茶わん拝見。決して上へ上げて拝見してはいけないと言われました。膝に肘をつけて茶碗を持ち、落としても割れない高さで拝見します。



 自分たちでもお茶をたてさせていただきました。手首を素早く動かして細かい泡が立つようにします。「こげかいね?」「もっと早く・・・ダメだわ~」「最後はのの字をかいて泡を綺麗にします。」

この後みんなでたててみました。「あら~みなさんお上手!!綺麗に泡がたってますね」と褒めていただきました。


自分たちでたてたお茶です。いかがでしょう!!「美味しいわあ!!」自分でたてるとさらに美味しいようです。



2時間半という時間でしたが、春を思わせるなんだかとっても穏やかな気分に浸った貴重な時間でした。笑いながら、みなさん心が洗われて、帰るときはとってもいい顔をなさっていました。また、西村美時子先生の穏やか~な口調でのお話に、心を和ませていただきました。ありがとうございました。

2012年3月29日木曜日

平成23年度深野神楽こども教室閉講式

 3月24日(土)深野神楽こども教室の閉講式がありました。9年目となる閉講式は、6年間神楽教室で頑張ってきた5代目スサノオの卒業式でもあります。さみしくなります。



14名の教室生と保護者の皆さん、深野神楽保存会のメンバーで1年間の感想を発表しました。



まずは教室生。6年生から順番に発表していきました。

スサノオ「今年は相手役のオロチが変わって、ちょっとやりにくくなったけど、最後はいまく行ってよかったです。」オロチ役は苦笑い・・・。

アシナズチ「RYOさんがスサノオでとてもやりやすかったです。来年は(6年生なので)頑張ってリードしていきたいです。」 

「私は、ずっと笛が吹きたくて、発表会では「五行」で笛が吹けたのでうれしかったです。




続いて保護者さん神楽教室に入ってくれて、本当に良かったと思っています。」「インターネットを通じて、深野神楽こども教室へのコメントを見て、すごく評価高くて驚きます。」


最後は、深野神楽保存会「大人が神楽をしている時より、子どもたちがしている時の方が感動します。」「こども教室を卒業した人が3人、大人の神楽で頑張っています。皆さんも、待っていますので一緒にやりましょう。」「年々上手になり、年々レベルアップしていて凄いです。」





卒業する5代目スサノオに、皆から感謝の気持ちを込めてプレゼントです。

色紙に寄せ書きをしてくれました。「スサノオカッコよかったよ」「中学校行っても神楽をしてね」暖かいメッセージでした。



1年間ご苦労様でした。頑張ったご褒美でした。来年度は10周年の記念イベントに向けて頑張っていきましょう!!

2012年3月26日月曜日

交流合宿

3月20日(火)~21日(水)田井小学校、吉田小学校、民谷分校の卒業生が、田井交流センターにおいて「交流合宿」を行いました。~自分たちでできることは、力を合わせてやり遂げよう~と題した、吉田中学校で一緒のクラスになる3校の子どもたちの交流です。全部で10人。・・・少なくなりました。





開講式は、保護者の皆さんも一緒です。1泊2日で何があるのか、ワクワクのみんなでした。


まずは班会議です。明日の活動準備と打ち合わせでした。





食事準備です。手際がいいのに驚きました。通学合宿の成果と、学校でお弁当の日があって高学年は自分で作るので、そのお蔭だねえと話していました。


ふるさと探訪 ~吉田は広いぞ!!!~
バスで吉田町内を巡りました。メインは、このたび高速道路が開通した吉田 掛合インターの近くの工事中の橋の空洞に入ることでした。これは高速道路の車が走る下です。「こんなんなってるの?」とみんなびっくりでした。中には、高くて怖くて「早く降りたいよ~」と情けない声を出す子も・・・。工事をする人たちもなかなか入ることはないそうで、貴重な体験となりました。

高速道路の上で記念撮影。上がるとき、降りる時のエレベーターに乗り、動き出した時も女の子たちは怖くて「キャーキャー!!」言っていました。




高殿のたたらで朝日さんの説明を受けました。




今年の桂の木の芽吹きで見ごろは、4月14日(土)頃だそうです。夕暮れ時が、葉が夕日に染まって真っ赤になって綺麗だそうです。行ってみてください。


夜はカレーライスでした。町内巡りですっかりおなかが減って「あ~おなかすいた~」美味しそうにカレーを食べていました。











次の日は、吉田中学校へ行きました。校舎内を見学して、先生のお話を聞きました。

そして、間伐材で中学校で使う自分たちの名札を作りました。







ランチルームで自分たちの給食の盛り付けをし、中学生の先輩と一緒に食べました。小学校より、かななりパンが大きくて大変だったみたいです。



「ん?センター長さんがいない!」


見ると、ここでもやっぱり雪をかいている芝原センター長さんでした(笑)。



午後は、ネット犯罪から身を守るお話を聞き、その後は身体医学研究所職員さんにより、体を動かすことの大切さを教えていただきました。お話の後は、一緒に動いて楽しみました。
最後はさすがにお疲れのようでした。1泊2日、楽しい交流合宿になりました。

2012年3月20日火曜日

事業報告会

3月17日(土)三刀屋町アスパルにおいて、災害時要援護者非難支援事業の報告会があり、モデル地区の田井もセンター長の発表と、田井の笑劇団が寸劇を披露しました。






10分間で1年間の取り組みを発表するのはなかなか大変。何度も練習して発表したセンター長。ご苦労様でした。



寸劇「みんなでつくる地域の助け合い」 by 雲南市民たすけあいま笑劇団


脚本:稲岡恵子 「緊急放送します。雲南市災害対策本部長の速水です。吉田町深野第3地区の皆様に避難準備情報を発令します。」


市長さんもご本人として登場していただきました。


「プルルルルー、プルルルー「あ~もしもし。小田さん、となりの芝原だけど、どげしと~かね。世話ないかね?」


「世話ないがね。だども何だい、さっき避難がどげだいこげだいって放送があったが・・・」

「この避難準備情報が出たら、あの荷物非常持ち出し袋を準備さんといけんが、たしかかん棚(神棚)においとらいはずだったが・・・。あと5、6分したらそこ行くけん、来~までは外へ出らんや~にね!」



「荷物もったかね?」「はい、だんだん。ほんにありがたいことだわ。」





「長ぐつ履かないけんじね」「あげだね」




連絡を取り合い、交流センター長が松江から5分で到着し鍵を開け、自治会長、民際委員さんも交流センターに到着しました。無事に避難完了です。めでたしめでたし。 会場は笑いに包まれていました。




岩手県陸前高田市米崎中学校仮設住宅自治会長 金野廣悦さん講演を聞きました。普段から避難訓練をしていた地区ですが、津波に巻き込まれた状況は「逃げなかった(40.0%)」だったそうです。仮設住宅のみなさんは歌謡ショーや、カラオケをするなどして、元気に過ごしておられ、私たちが逆に元気をもらうような素晴らしい講演でした。実際に体験された人の話なので、会場い溢れんばかりの人が真剣に聞き入っていました。


米崎中学校仮設住宅のみなさんに「希望」というよぜ書きを書きました。

2012年3月5日月曜日

洗濯機の中ヤマタノオロチ現わる

本日の山陰中央新報に出ておりました。3月4日(日)加茂町ラメールで開催された、ラメールミュージカルスクールの初公演に吉田町の女声コーラスグループ「コール野ばら」が賛助出演しました。この作品の原作は、「コール野ばら」のメンバーで吉田地区の日野要枝さんです。また、ミュージカルスクールの指導者である木次町の菅原史子さんは、コール野ばらの長年の指導者でもあり、田井小学校の合唱のピアノ伴奏もして頂いています。

物語は幼稚園の発表会の出し物に使う「ヤマタノオロチ」を洗濯機で染めて・・・。その幼稚園の先生が主人公です。



リハーサルの様子です。「 コール野ばら」は、その園児のママ役で歌あり踊りあり。可愛いママになってました。



そして、発表会である古代祭りでは、その出し物をする役で「会津磐梯山」「お祭りマンボ」を元気良く歌いました。

満席のお客さんの前で、楽しいステージを繰り広げました。最後は出演者総勢100人全員で大合唱をし、感動感動のフィナーレでした。見に来られた方たちも、「感動した」「心が温かくなった」と言っておられました。