2013年3月25日月曜日

雲南市まちづくり講座

 3月15日(金)「知ってナットク!避難所のあれこれ」と題し、雲南市まちづくり講座を開催しました。
講師には前回の講座同様、藤井基礎設計事務所の杉原正樹さんをお招きし「防災活動の取り組みかた」と題して講演していただきました。
 2011.3.11.この日は東日本大震災の起きた日ですが、田井地区が第一回のまちづくり講座を開催した日でした。田井地区の防災活動は、3.11から始まりました。田井地区の活動を振り返ったり、東日本大震災での避難の様子をみせていただいたりしました。
 そして、災害時要援護者避難支援事業制度を理解していただくための手作りの紙芝居を見ていただきました。
 これは、サロンの皆さんを中心に見ていただいています。「わかりやすいね~」と言っていただいています。
 続いては、防災学習会「図上想定訓練のゲーム:HUG(はぐ)」をグループに分かれて行いました。田井交流センターが避難所になったとして、運営する訓練です。交流センターの図の上に避難状況をラベルで張り付けていきます。
 杉原さんによって、イベントが伝えられます。そのイベントにしたがって、図上で運営をしていきました。例えば「家族5人で避難してきましたが、子どもがひとりインフルエンザの疑いがあります」という状況が伝えられると、どの部屋に避難させるのか、風邪の子の対応をどうするかなどを考えて、気が付いたこともラベルに書いて張り付けていきます
  「診療所につれていかんといけんど」などと話し合いながら進めていきました。
 「犬を連れた方が避難してきました。犬と離れたくないと言っておられます」さて、どうしましょう。「犬が嫌いな人もおるけん、犬は入れられんぞ」「でも、犬は家族みたいなもんだよ」など、色々な意見が出ます。
 図面いっぱいにラベルが張られました。「お茶が欲しいときはどうする?」「高齢者の方は、毛布を用意しないと」「助産婦さんが避難してこられたから、風邪の子を見てもらったら・・・」などなど。
 最後は、リーダーさんが発表していきました。「うちのグループは、犬といっしょに居られるテラスの側の窓際に入ってもらいました」
 最後は、みんなで違うグループの図面を見て回り「なるほどね~」とか「うちと一緒だね」など、いろんな対応があるということを見て学んでいました。ゲーム感覚で図面上で避難の運営を考えることが出来、ナットク!のまちづくり講座でした。


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