2014年2月7日金曜日

囲炉裏体験




 2月3日(月)曽木地区の「がま工房」で「囲炉裏体験」をしました。
毎年、田井小学校の1,2年生が福祉部会のスタッフと曽木のサロンの皆さんと一緒に節分の行事に合わせて行います。
 
 自在鍵につられた鉄の鍋で豆を煎ります。去年も体験している2年生が、豆を煎る時に歌う「豆煎り歌」を覚えていて、歌いながら曽木のサロンのおばあさんが豆を煎ります。
 「いろや~ いろや~ 鬼の豆いろや~ 鬼の居ぬ間に 豆いってたもや~♪」煎り終わると、それぞれ作ってきた可愛い豆入れに豆を入れてもらいました。後から神社で豆まきをします。
 この後、囲炉裏で焼いたお餅の入ったぜんざいを食べます。ぜんざいができる間、センター長さんに昔の話をしてもらいました。昔どんなことをして遊んでいたかとか、学校はどんなだったとか、1,2年生も「へ~」と言いながら質問して、真剣に聞き入っていました。
 
 「がま工房」にある昔の道具も見せてもらいました。
(みの)は、藁(わら)を編んで作られた雨具で「こうやってつけるんだよ。」と下半身を覆うような短い腰蓑(こしみの)とと一緒につけて見せてもらいました。隣にあるのは、がまで編む機械です。

 ぜんざいが出来上がると、曽木の集会所で一緒に食べました。とっても美味しかったです。








 その後は、サロンの皆さん、スタッフと一緒に吉田のかるたでカルタ取りをしました。「はい!って言って取るんだよ~」「あ~!!忘れてた!!」楽しく出来ました。




 そして、丸い輪になって、大きい風船で遊びました。「きゃー!!」「きゃー!!」と賑やか声が響きました。
 皆さん、童心に帰って遊べました。




 子どもたちから、お礼の歌を歌ってもらいました。「田井っ子の歌 ~秋・冬編~」でした。・・・神社の祭り、子ども神楽、囲炉裏体験・・・田井ならではの歌詞が歌われています。ぴったりの歌でした。
 「アンコール!!」言われて急きょアカペラで歌ったのは田井小学の校歌。皆さんも懐かし口ずさんでおられました。

 この間に、近くのお宮「山神神社(やまのかみじんじゃ)」では、鬼さんが準備万端、子どもたちを驚かそうと待ち構えていました。雨が降るのにご苦労様です。
 もう一つ大き面いの鬼が待機しています。


 神社の宮司さんのお話を聞いて、一緒に拝みます。







  そして、お囃子の中を「鬼は~外!」って豆を巻くと・・・鬼が現れました。「きゃー!!!」一斉に子たちは逃げ出します(笑)
 「豆を投げなきゃ!!」体制を立て直して豆を投げつけますが・・・逃げ回って女の子たちは大泣きでした。



 最後は福の神様がお宮から現れて「田井小学校の良い子のみんなに福を与えましょう」と鈴でお祓いをしてくださいました。










 



泣き笑いの記念撮影です。






 毎年続いているこの行事ですが、曽木地区の皆さんも、「賑やかな子どもたちに元気をもらいました。」と、とても喜んでおられました。
 1,2年生の時のこの体験は、子どもたちはいつまでも覚えているようです。囲炉裏体験は、心も体も温まるります。田井地区の方々の暖かい心が伝わる、いつまでも続けていきたい行事です。






0 件のコメント:

コメントを投稿