2013年2月12日火曜日

深野城山の道付け作業パート2

 
 2月11日(祝)2回目となる深野城山の道付け作業が行われました。前回の作業が11月25日でした。大体の道跡が付けられていますが、まだまだ危険個所があります。
 まずは木を伐り丸太を作って運びます。そこに木で杭を作って挿します。山側を鍬で削って平らになるように踏みつけます。
 その作業を繰り返して斜面に道を作っていきます。
 斜面を鍬で削る時、取れた草を取って置き、出来た道の谷側に植えます。これはセンター長さんの教えでした。突き出た杭をのこぎりで削って仕上げます。立派な道が出来ました。
 この場所が木も少なくて一番眺めがいい所で、眺めながら休憩タイムです。なかなかの出来栄えに笑顔もこぼれます。
 昔は木がなくてよく見えたこの場所。それでも、深野一帯が見えます。いい眺めで気持ち良かったです。「いいねえ」と眺めていました。
 こちらは山頂。練馬場があったと伝えられます。「深野城」か「土居城」と呼ばれていたようです。城主の名も明らかではありません。「海尻城」とも呼ばれたと言われます。戦国初期の三沢氏の斐伊川防衛の前線基地だったと伝えられるようです。石垣もあります。
 これは皆さんで運んで上がってきた杭です。芝原環境部会長さんが作って来られました。これを使って、登り斜面に段々を作ります。
 丸太を小さく切って、斜面に並べ、そこにこの杭を2本打ちつけます。
 土を鍬で削って平らにしてい行きます。立派な段々が出来上がりました。
 同じ要領ですが、今度は山頂までの急な斜面に、おおざっぱに足がかりをつけます。子どもたちが登るのに、多少難所もあった方がいいです。
杭が足りなくなり、その場で作って・・・。
 急斜面の足がかりが出来ました。
 今回の作業はここまでです。まだ危険な場所がありこのような作業をもう少ししないといけません。地域の力で、深野の城山への道が、色々な思いをのせて出来つつあります。これを機にふるさとの歴史に思いをはせてみるのも楽しいですね。
 
 
 
 
 
 
 









2 件のコメント:

  1. お疲れ様でした!!次回も頑張ってくださいね・・・

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    1. 亀山さん ずいぶん前のコメントをいまさらすいません。
      ありがとうございます。
      またいつか上がってみてもらえるように頑張ります。

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